繊維筋肉症とは?

筋肉痛が起こる 繊維筋痛症とは

 

筋肉が痛む理由はいろいろありますが、単なる筋肉痛とは違い繊維筋痛症と呼ばれる病気もあります。ここでは繊維筋痛症について解説していきます。

 

・繊維筋痛症

 この病気は原因不明の病です。症状は多岐にわたりその一つが全身に痛みを感じる事です。関節や周囲の骨、筋肉などが痛みます。ですが、似ていてもリウマチ性疾患と違い関節の腫れも変形も見られなくて、検査をしてみても目立つ異常は見られません。

 

 あまり知名度のない病気であり理解者が少ないために怠け病などとも形容されます。命にかかわるような病気ではないのですが、生活に支障が出るようになります。

・中高年の女性に多く発症する

 特にこの繊維筋痛症は中高年の女性に多く発症します。ですが若い世代でも発症するケースもあり小児の患者もいます。

 

・体の痛み以外にも症状がある

 繊維筋痛症は体が痛いだけではなくて、睡眠障害や倦怠感、鬱、不安感、便秘や下痢、お腹が痛いなどの症状も出る事があります。他にも手足がしびれる、レイノー現象、頭が痛い、目や口が乾く、おしっこの回数が増える、膀胱炎になるなど。また、生理不順や耳鳴りなども起こる事があります。

 

・慢性疲労症候群とよく似ている

 繊維筋痛症によく似ている病気に慢性疲労症候群があります。疲労感は繊維筋痛症の人にもよく見られる症状ですが、慢性疲労症候群と併発する事もあります。また類似の病気であるという考えもあります。

 

・検査はどのようにするのか

 繊維筋肉症は今のところは病気を検査できません。血液やレントゲンやMRIなどで調べてみたところで、繊維筋肉症とはっきりとは分かりません。

 

・何科に行くか

 繊維筋痛症の場合はリウマチ科に行くのも手ですが、内科や整形外科、心療内科などでも診療しているケースがあります。

 

・繊維筋痛症はなぜ起こるのか

 実はまだ原因は分かっていません。ですが、神経、内分泌、免疫系の異常などが原因ではないかと言われています。

 

・治療はどのようにするのか

 今現在においてはまだ治療法は確立はされていません。ただ、抑うつの症状などが強く出ている時には、心療内科に行く必要もあります。また、運動療法や代替療法が有効になるケースもあります。しかし、もちろん個人差がありますから、全員に有効であるとは言えません。

 

 まだちゃんとした治療法も確立されずに原因もはっきりしない病気です。しかし、改善に向かう人もいますから、自分に合う方法で病気を軽減する方向に導く事はできます。あきらめずにいろいろな有効な方法を試してみてもいいのではないでしょうか。